清志郎

喉頭癌で闘病中のロックシンガー忌野清志郎の最新記事をみた。
がんを告白したのは７月１３日。
歌手の命である声帯付近にできた初期の喉頭癌。
今では予想以上に抗がん剤の効果があり、２回目の投与でかなり小さくなったと書いてある。
よかった。
しかも、医師の許可なしにサム・ムーアの来日公演で１曲デュエットしたらしい（汗）

歌うたいにとって、歌いたくても歌えない状況下にあるのがどれほど精神的苦痛を伴うか、少しばかり知っている。
あたしは甲状腺癌の手術で右の声帯が麻痺し声が出にくくなった。
術後半年ぐらいまでは、心の中で「こんなの生き地獄だ」と叫び続けていた。
それでも、この状況を打破するべく出来る事はやってきたつもりだ。

だから医師の許可なんて無くても「歌いたい！」と思って、歌ってしまう彼の気持ちは痛いほどよく解る。

歌うことこそ、生きている証だから。


明日から、声を出しやすくする為の手術で１週間入院します。
また闘病記を書くと思うので、読みたい人は読んでやってください。